3778 さくらインターネット 東証1部

PER(株価収益率)78.23倍、PBR(株価純資産倍率)3.62倍、配当利回り0.33%

 2020年10月27日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲21.2%の7.40億円、経常利益▲26.5%の5.80億円の減収・減益の見通しです。

 2017年1月16日の1,326円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の397円を安値に2019年6月4日の468円を二番底にして、短期の上昇トレンド(B)へ転換。しかし、2020年1月10日の768円まで戻したところで、コロナの急落相場に巻き込まれ、3月13日の333円まで下げて底打ちし、再び短期の上昇トレンド(C)を形成しています。この中で6月26日の734円まで戻して、7月31日の520円まで押し目を入れて、その後7-9月期の増収、増益から収益期待は高まり、10月13日の886円、10月28日の889円と二山形成して反落となっています。押し目狙いといえますが、大統領選の結果次第で再度、米国株式が下落すれば、先週、先々週はコロナ問題からの下落は日本株には関係ないと日経平均はしっかりしていましたが、次はそうもいかないと思われます。それを想定して大きく下げるのを待てば、大きなチャンスとなります。