2207 名糖産業 東証1部

PER(株価収益率)30.39倍、PBR(株価純資産倍率)0.56倍、配当利回り1.43%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+87.3%の▲0.8億円、経常利益+204.7%の8.50億円の減収・増益の見通しです。

 2012年11月16日の902円を底値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2016年11月9日の1,290円の安値から、角度のやや大きい上昇トレンド(B)へ移行。2018年4月18日の2,019円、6月27日の1,812円とダブル天井に近い型となって下降トレンド(C)へ転換しました。

 この下降トレンド(C)の中で、12月25日の1,195円まで大幅下落。ここから2019年3月26日の1,545円まで上昇後、もみ合っているところでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面で3月13日に1,056円まで下げて底打ちとなりました。ここからの反発で3月27日の1,420円まで戻した後、5月12日の1,248円まで下げ、3月13日の1,056円を安値とする上昇トレンド(D)を形成し、この中で9月28日に1,662円の高値をつけました。現在はここからの下げで落ち着きどころを探しているところです。

3294 イーグランド 東証1部

PER(株価収益率)12.01倍、PBR(株価純資産倍率)0.69倍、配当利回り4.74%

 2020年7月31日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲43.9%の8.14億円、経常利益▲51.4%の6.13億円の減収・減益の見通しです。

 2018年1月30日の1,575円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2月9日の1,078円まで急落。ここからの反発で2月28日の1,309円、5月11日の1,299円と二点天井をつけて大幅下落となり、12月25日の572円で目先の底打ちとなり、2019年6月4日の630円を二点底にして、12月24日の895円まで上昇しました。この高値をつけたところでコロナ相場に巻き込まれ徐々に下落した後、2020年2月の急落にツレ安し、3月13日に564円で底打ちとなり、4月6日の549円の安値をつけてダブル底に近い型に。その後、反発し、6月10日の728円まで上昇して押し目を入れ、6月15日に673円、8月4日の657円の二点底をつけて、10月21日に824円まで上昇し、押し目に入ってきています。

1827 ナカノフドー建設 東証1部

PER(株価収益率)6.86倍、PBR(株価純資産倍率)0.42倍、配当利回り3.34%

 2020年9月11日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲7.4%の38.00億円、経常利益▲9.0%の40.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年7月8日の380円、8月8日の387円を二点底にして急伸。その後、押し目を入れて2017年3月15日の715円の高値をつけ、600~700円の間でもみ合い、2018年1月16日に735円の高値をつけました。ここから3月5日の582円まで押し目を入れ、三角保ち合い(A)を形成。この中で7月26日に735円、9月26日に714円と三山形成し、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、12月25日の425円まで下げていったん反発するも、2019年2月6日の588円まで戻した後、再下落となって8月13日の388円でいったん底打ちとなりました。ここから11月7日の516円まで反発。コロナ相場の中でもみ合うも2月6日の499円の高値をつけた後は、コロナ急落相場の局面となり、3月17日に296円で底打ちとなりました。ここからもみ合いながら6月17日の413円の高値をつけ、7月10日の345円まで下げて三角保ち合い(C)を形成。上放れとなって10月26日に423円の高値をつけました。

6881 キョウデン 東証2部

PER(株価収益率)5.91倍、PBR(株価純資産倍率)0.82倍、配当利回り1.62%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+37.1%の30.00億円、経常利益+35.4%の29.00億円の増収・増益の見通しです。

 2018年9月3日の760円を高値とする下降トレンド(A)の中で、大幅下落となって12月25日の310円で1回目の安値をつけ、ここからの反発で2019年1月28日の433円、5月16日の411円と二点天井をつけて、8月13日の269円に2回目の安値をつけました。ここからの反発で12月25日の431円まで上昇し、コロナ相場に巻き込まれて大幅下落。2020年4月6日には198円まで下げて、3回目の安値で底打ちとなりました。ここから短期の三点底をつけて上昇トレンド(B)へ転換。この中で6月2日の355円の戻り高値をつけて7月31日の267円まで押し目を入れ、三角保ち合い(C)となっています。

3778 さくらインターネット 東証1部

PER(株価収益率)78.23倍、PBR(株価純資産倍率)3.62倍、配当利回り0.33%

 2020年10月27日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲21.2%の7.40億円、経常利益▲26.5%の5.80億円の減収・減益の見通しです。

 2017年1月16日の1,326円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の397円を安値に2019年6月4日の468円を二番底にして、短期の上昇トレンド(B)へ転換。しかし、2020年1月10日の768円まで戻したところで、コロナの急落相場に巻き込まれ、3月13日の333円まで下げて底打ちし、再び短期の上昇トレンド(C)を形成しています。この中で6月26日の734円まで戻して、7月31日の520円まで押し目を入れて、その後7-9月期の増収、増益から収益期待は高まり、10月13日の886円、10月28日の889円と二山形成して反落となっています。押し目狙いといえますが、大統領選の結果次第で再度、米国株式が下落すれば、先週、先々週はコロナ問題からの下落は日本株には関係ないと日経平均はしっかりしていましたが、次はそうもいかないと思われます。それを想定して大きく下げるのを待てば、大きなチャンスとなります。