22日の大統領選最終討論会に注目

 今週22日に、大統領候補の最終討論会が行われます。これまでトランプ米大統領を支持していた高齢者がコロナ対策を軽視するトランプ離れを起こしているとの見方があります。特にフロリダをはじめ激戦州では高齢化が進んでいるため、バイデン氏はトランプ大統領のコロナ対策軽視の姿勢を突っ込むことが予想されます。一方で、トランプ大統領にとっては、バイデン氏の息子のウクライナ疑惑で新しい証拠が浮上してきており、この最終討論会でどこまで突っ込めるかがポイントになりそうです。

 討論会後、バイデン優位とマーケットが判断し、株高、ドル安の動きが再現されるのか、あるいはトランプ優位となった場合、マーケットはどのような反応を示すのか注目です。株高、ドル安の巻き戻しが起こるのか、あるいはトランプ再選を歓迎し、それを材料に株高となるのかどうか注目です。ただ、ドル/円はまだしばらくは動きづらい相場が続きそうです。