2540 養命酒製造 東証1部

PER(株価収益率)32.84倍、PBR(株価純資産倍率)0.65倍、配当利回り2.15%

 2020年7月30日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲13.0%の5.20億円、経常利益▲7.2%の8.70億円の減収・減益の見通しです。

 2016年6月24日の1,604円からの上昇トレンド(A)の中で、2018年1月16日の2,683円の高値をつけ、2月13日に2,202円まで押し目を入れて、緩やかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で10月30日に2,583円まで戻した後に反落。12月21日の2,080円まで下げ、12月27日の2,352円まで自律反発した後、下降トレンド(C)入りとなり、2019年8月26日の1,837円まで下落しました。

 ここから反発して9月20日に2,042円まで上昇後、2,000円水準をアタマにもみ合いとなり、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落にツレ安して3月13日の1,702円まで下落しました。

 ここから3月27日の2,025円まで急反発した後、短期の下降トレンド(D)となって8月24日に1,733円まで下落。3月13日の1,702円に対する二番底の形を作って、9月7日に1,801円で買い転換となり、9月28日に1,970円まで上昇して押し目を形成しています。

 このチャートの見方は、(1)(2)(3)と三点底を作っての反発ですから、9月20日の2,042円を終値で抜くと三点底が確定し、一段上となる可能性があります。そうでなければ2,000円水準は上値が重いところですから1,800~2,000円のボックス相場と見て、投資を考えることになります。