本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは106.71

下値メドは105.16

今朝の天気マークは「晴れ」

※天気の判定基準は記事末尾にあります
↑上値メド:106.71↓下値メド:105.16

Don’t Let Me Down

 105円台後半からスタートした7日のドル/円はドル高/円安に進み、海外時間に106.11円まで上昇。106円台をつけたのは9月14日以来。ユーロ/ドルも堅調で、2日連続の1.1800ドル乗せはできなかったけれど1.1782ドルまでユーロ高。

 ドル安は「世界経済に対する楽観」と言われます。
ユーロ上昇(ドル下落)は、リスクオンだからと解説されていますが、一方で円安(ドル上昇)は投資家心理が改善したせいだと説明していて、統一性がない。このドル/円の動きがポジション調整なのか、それともトレンド転換のサインなのかを見極めるにはもう少し時間が必要です。

 トランプ大統領は、追加景気対策を巡る民主党との協議を大統領選挙後まで中断しました。これは「リスクオフ」だったのですが、その代わりに航空業界支援や現金給付など的を絞った対策を発表しました。手柄の総取り戦略に切り替えたのですが、これが「リスクオン」というかリスクオフ回避になって、ドル/円を押し上げる一因になりました。

※為替Walkerは、明日10月9日は休載します。

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7日のドル/円のNY市場終値は105.98円

 前営業日の終値比+0.34円だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。

今日の格言:

人生の大きな目的は知識の向こうにある行動である - トマス・ハクスリー

各国・各通貨トピックス

新型コロナウイルス:
    コロナ新薬開発現場で異変 試験用のサルが不足で争奪戦に
    航空業界全体で50万人の人員削減を予定  7月の乗客は前年比8割減 

ドル:
    景気対策終了で個人所得が▲20%に落ち込む可能性も
    エバンス連銀総裁「インフレが2.5%に近づくまで、緩和政策を続けるべき」 
    需要不在の米経済、活況は在庫整理によるもの  一巡後は低迷へ  
    アトランタ連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)はさらに緩和政策を拡大する意思を持っている」

米大統領選:
    トランプ陣営、選挙資金が不足する可能性  重要州でテレビ広告を打ち切り

ユーロ:
    ドル安は世界経済に対する楽観、ユーロ高は欧州に対する期待
    ドイツのショルツ財務相「デジタル課税について国際的な取り決めが必要」

ポンド:
    英政府、コロナ対策支出は増税で賄う方針

円:
    YCC(イールド・カーブ・コントロール)は失策だった  YCCをやめてQQE(量的・質的緩和)に戻るべき  国際機関が提言

豪ドル:
    RBA(豪準備銀行)「豪ドルはファンダメンタルズに沿っている」  

南アランド: 
    南ア政府、ロックダウンの一部解除へ

その他:
    ジョン・レノン 生誕80周年(10月9日)
    ポール・マッカートニー「ジョンが亡くなる前に仲直りできてよかった」
    リンゴ・スターのアルバム、ジョンの曲をポールが演奏。ジョージのフレーズも入る。
    ジョン・レノン殺害犯、オノ・ヨーコに謝罪

主要指標終値

出所:楽天証券が作成