過去3カ月の推移と今回の予想値 

※矢印は、前月からの変化

7月雇用統計のレビュー

 先月発表された7月の米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数)は176.3万人増加、そして失業率は10.2%に低下しました。新型コロナ感染拡大で停止していた経済活動が継続的に再開していることで、レジャー・接客業、小売業やヘルスケアなど、幅広い部門において雇用の増加が見られました。また、平均労働賃金は前月比で0.2%増、前年比では4.8%増。ただしこの数カ月は特に低賃金の産業における雇用変動が激しく、傾向分析は困難な状況。