本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは106.75

下値メドは104.85

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

YCCはドル安政策

 21日(金曜日)のドル/円は、105.78円でスタート。欧州時間序盤に105.44円まで下げたあと、NY時間に106.07円まで一時回復しましたが、106円台は維持できず終値は105.82円。先週のドル/円の高値は106.22円で一度も107円に届かず。ただ安値も105.02円までと、104円台に落ちることもありませんでした。

 一方、ユーロ/円は、比較的大きく下落。欧州の景気指数PMI(購買担当者景気指数)の8月が予想を大幅に下回ったことが理由。ヨーロッパの経済回復が早くも勢いを失っているなら月末のユーロの上値が重くなりそうです。

 トルコリラ/円は一時急上昇。トルコが、黒海で同国のエネルギー需要の20年分を賄う規模の天然ガス鉱床を発見したとのニュースが伝わり、リラ高に動きました。しかし高値は14.63円まで。勢いは続かず押し戻されて終わっています。

 今週のハイライトは「ジャクソンホール会合」。カンザスシティー連銀が主催する、ワイオミング州の避暑地ジャクソンホールで行われる年次シンポジウムです。今年はテレビ会議方式の開催となりましたが、27日にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演することが決まっています。 なぜ株式市場はFRBにがっかりしているのか。マーケットが気にするFRBの新政策とは?「今日の注目通貨」をご覧ください。

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21日のドル/円のNY市場終値は105.82円

 前営業日の終値比+0.03円だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

今日の格言:

元気をだせ。あしたには何もかも新しい競馬がはじまる

各国・各通貨トピックス

新型コロナウイルス:
    米国人の4割以上が「外食は不安」 前回調査より増加
    8週間が民主的ロックダウンの限界。それ以上は社会不安を引き起こす

ドル:
    経済はこれから悪くなる 42% - 米消費者調査
    アトランタ連銀総裁「経済回復は予想より低い水準で停滞するかもしれない」
    世界の貯蓄率が、戦時下を除くと過去最大に
    年末の失業率は14%にとどまる恐れ。一桁台に戻るには数年後

米大統領選:
    トランプ大統領の職務不支持率、54.2%

ユーロ:
    フランス、交通渋滞が820キロで過去最長を更新  気温は熱波で40度超え

ポンド:
    新たな「財政の崖」に直面 休業補償終了で中小向けの融資の40%が焦げ付くおそれ  

円:
    マイナス金利は減税と同じ効果があるので導入すべきだとの考えもある。今の状況で増税は愚策

中国人民元:
    中国浙江省、転職を繰り返す人に行動制限をかける罰則

トルコリラ:
    リラ安定のためには政策金利を、最低でも9~9.5%に引き上げる必要

メキシコ:
    メキシコ政府のコロナ対策の財政支出、世界でも有数の少なさ

その他:
    「ウォッカ飲めば大丈夫」と豪語したベラルーシの大統領がコロナに感染
    「ウォッカは消毒液ではない」メーカーが呼びかけ
    豪でシュノーケリングをしていた女性 クジラの尾にぶつかり重傷

主要指標終値

出所:楽天証券が作成