今週の指標:ドル/円

 米国経済の先行きは不透明であり、米株式も目先上値の重いところへきており、また、新型コロナ感染拡大から、ドルがさらに買われ続ける可能性は低いと思われます。FRB(米連邦準備制度理事会)は今後の回復シナリオには慎重で、米10年債利回りはフシ目の0.5%に接近しており、長期金利が持続的に上昇する可能性は低いとみられています。1ドル=104~107円のレンジを想定しています。