今週の指標:NYダウ平均株価
チャートでは調整入りの型となってきたことで、6月16日の2万6,611ドルを早い段階で回復しなければ、先週、調整入りになるとしましたが、ザラ場では2万6,204ドルまで戻してきました。
この理由は、新型コロナウイルス治療薬開発が前例にないほどの速さで進んでいることや、追加の財政、金融政策が下支えしているためだと言えます。最近の経済指標も改善しているものが多いものの、一方で経済や労働市場は危機前の水準を大幅に下回っており、楽観論はリスクがあります。当面は2万6,000ドル水準でのもみ合いとなる可能性があります。