株価と金利には密接な関係があります。次の説明の中で正しいのは?

  • 株価が上昇するとお金が余り、金利は低下する
  • 金利が上昇するとお金の巡りが悪くなり、株価は一時的に下落しやすい
  • 株価が下落すると債券が買われ、金利は上昇する

ヒント

景気がいいと株価も上がり金利も上昇しやすくなります。逆に不景気になると株価も金利も下落します。

解答

2:金利が上昇するとお金の巡りが悪くなり、株価は一時的に下落しやすい

株価が上昇しているときは景気もよく、「高い金利でもお金を借りたい」という需要が高いので金利も上昇します。不景気になって株価が下落する局面では、国債などの債券が買われます。債券価格が上昇すると、逆にその債券の金利は低下します。好景気のとき、「景気の過熱を防ぐため金利を引き上げよう」という動きが出ると、株より金利の上がった債券の魅力が高まります。ただし、景気がどんどんよくなるような局面の株価は金利上昇をものともせずに上がることもあります。

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