さまざまある株価指数の説明で間違っているのは?

  • 日経平均株価は日本を代表する225社の株価を原則、単純平均したもの
  • TOPIX(東証株価指数)は東証1部に上場する全銘柄の株価を時価総額で加重平均したもの
  • NYダウはNYダウ工業株30種平均が正式名称で、30社の株を時価総額加重平均で算出したもの

ヒント

日経平均株価とNYダウは同じ仕組みの株価指数で、株価の高い採用銘柄の影響を受けやすいといわれています。

解答

3:NYダウはNYダウ工業株30種平均が正式名称で、30社の株を時価総額加重平均で算出したもの

日経平均株価は日本経済新聞社が算出している株価指数です。採用銘柄225社の株式を足した上で、指数に連続性をもたせるために用いられる序数で割ったもの。NYダウも同じ仕組みで、株価を単純平均しただけの指数です。こういった指数の場合、採用銘柄の中で株価が高い銘柄の値動きに非常に影響を受けやすくなります。一方、TOPIXや米国のS&P500種株価指数は、株価に市場に流通している株式数という時価総額ベースの平均値をとっているので、規模の大きな会社の株価が指数変動に影響を与えるように設計されています。

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