株の売買ルールについて、間違っているのはどれ?

  • 株を売った日にそのお金で、他の株を買うことができる
  • 同一資金で、同一銘柄を買って売ってまた買ってと、同じ日に取引を繰り返せる
  • 株を売って得たお金を証券会社から引き出せるのは、売った日の2営業日後

ヒント

金融商品取引法は、買付代金の受け渡しを行わないまま、ある取引をすることを禁じています。

解答

2:同一資金で、同一銘柄を買って売ってまた買ってと、同じ日に取引を繰り返せる

現物取引で株を買う場合は、違う銘柄であれば同じ日に何回も買ったり売ったりを繰り返すことができます。しかし、同一銘柄を同一資金で同じ日に買ったり売ったりする取引は、金融商品取引法で禁止されている「差金決済」に該当するため、認められていません。 また、現物取引の場合、株を買ったり売ったりして現金化する注文が成立した日を「約定日」といいますが、その日にすぐ株や現金が手に入るわけではありません。売買を決済する日は「受渡日」と呼ばれ、約定日の2営業日後になるため、株を売って得た現金を証券口座から引き出せるのは、この受渡日になります。

≪≪他のクイズを解く