次の成長期待株は?

ワークマン (JASDAQ・7564)

「ファッション性の高い激安の建設作業服が一般消費者にもウケ、「第2のユニクロか」という期待感で株価も急上昇しています。その上昇は単なる一時的な人気ではなく、着実な売り上げや利益の成長によるもの。売上高に対する利益率の割合も少しずつですが上昇。一時はPER(株価収益率)70倍まで急騰しましたが、さすがに買われ過ぎということで半値水準まで暴落。そこから反転上昇している今は押し目買いの好機といえます」(森永氏)

スマレジ (東証マザーズ・4431)

「スマホを使った高機能のクラウド型POSレジサービスを展開するIT企業。POSレジは、流通・小売り業者が販売データを分析したり商品補充を行うために欠かせないインフラですが、そのPOSレジを手軽なスマホアプリで行える利便性の高いサービスは今後も成長期待大です。消費税の軽減税率特需などもあり5期連続増収、3期連続増益を達成し、今期も増収増益予想。自己資本比率も85%と高く、新規分野を開拓するための資金余力も十分です」(森永氏)

ロゼッタ (東証マザーズ・6182)

「AI(人工知能)を活用した自動翻訳サービスを手掛ける会社です。前期(2020年2月期)の営業利益は4.5億円程度と30%以上の利益成長となっています。金融や法務系企業に向けた受注残高が着実に伸びていて、今後、急成長モードに入る可能性に期待できます。多くの企業が海外進出する流れは今後もさらに加速しそうで、言葉の壁克服に対するニーズは高まっています。翻訳能力も日に日に向上している点も評価でき、今期も来期も高い利益成長が見込まれています」(森永氏)