本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは107.83円
↓下値メドは106.22円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
米マイナス金利も
時間の問題?
RBNZ(NZ準備銀行)は13日に行われた政策会合において、政策金利である公定歩合(OCR)を0.25%に据え置くことを決定。同時に、量的緩和政策である資産購入プログラム枠をほぼ倍額の600億NZドルに倍増しました。
しかし、最も注目を集めたのはRBNZの声明でした。RBNZが「マイナス金利」導入を検討していると明らかにしたからです。NZ経済を立て直すには、戦力の逐次投入をしながらマーケットの後を追いかけるよりも、積極的な量的緩和政策で先手を打つべきと決断したようです。マイナス金利の実現性にはまだ検討の余地がありますが、RBNZがあえてその可能性を明言したことに重要な意味があります。
一方、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長はこの日の講演で、FRBのマイナス金利導入の可能性について「検討していない」と否定。しかし、米国の失業率は14.7%まで悪化しています。一桁台に戻るには数年以上かかるとの悲観的な見通しが出るなかでFRBがマイナス金利を検討しなくてはいけない時が近い将来やってくるでしょう。金利市場はすでにマイナス金利を織り込んで動いています。トランプ米大統領も「マイナス金利にすべきだと強く感じる」と再びFRBに圧力をかけています。
毎ヨミ!FXトップニュース
5月13日のドル/円のNY市場終値は107.03円。
12日の終値に比べ0.12円のドル安/円安高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
今日は何の日(5月14日):
劉備が皇帝に即位し蜀漢(蜀)が成立(221年)
エドワード・ジェンナーが種痘の実験(1796年)
ハーバード大学で、世界で初めてアメリカンフットボールの試合(1874年)
第2回夏季オリンピック、パリ大会開催。10月28日まで(1900年)
名古屋大空襲で名古屋城が焼失(1945年)
イスラエル独立宣言。同日、第一次中東戦争が始まる(1948年)
ワルシャワ条約調印(1955年)
大相撲の横綱・千代の富士が引退(1991年)
今日の格言:
夢というのは魔法で叶うものじゃない。汗をかいて、決断を下し、一生懸命取り組んでこそ実現するものなんだ。- コリン・パウエル(元米国務長官)
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
モスクワ市民の2%がすでに新型コロナウイルスに感染か
英ビジネスホテル業界が今後2年の賃料減額を要請
イタリアの死者数、公式発表のほぼ2倍に上る可能性
ドル:
ファウチ国立感染症研究所所長、性急な経済再開に警告
パウエルFRB議長「マイナス金利の効果は疑問。多くの副作用がある」
トランプ大統領「マイナス金利にすべきだと強く感じる」
トランプ大統領、新たな対中関税を示唆「新型コロナの発生源は武漢」
航空業界:
航空機関連の幅広いすそ野産業が壊滅的打撃
ヴァージンアトランティック航空が3,000人の人員削減
原油先物:
米シェール会社の損益分岐点は1バーレル=40から45ドル
ユーロ:
ドイツ与党CDUはドイツ憲法裁判所の司法判断に批判的
スペイン銀行総裁「マイナス金利拡大の可能性、高い」
ポンド:
英政府、給与保証プログラムを10月末まで延長。政府コストは1カ月80億ポンド
英国が米国と個別貿易交渉を来月開始も、年内合意見込みはほぼゼロ
中国人民元:
中国の消費が回復するにはあと半年から1年必要
中国の鉄鉱石の需要回復。在庫の減少続く
豪ドル:
RBA(豪準備銀行)「中国の企業活動は90%平常に戻った」
NZD:
5月政策会合、RBNZは政策金利を0.25%に据え置き
RBNZ、資産購入額を倍増。300億NZDから600憶NZDへ
RBNZ「マイナス金利も選択肢」
スイスフラン:
SNB「為替介入はSNBの主要な政策手段」
その他:
ローリング・ストーンズ 8年ぶり新曲発表。タイトルは「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」新型コロナ下の世界を表現か
アルゼンチンが外貨取引規制。民間人のドル購入は1カ月200ドルが上限