日経平均の日柄調整、出口が見えはじめた

 先週の国内株市場は2営業日しかありませんでしたが、週末5月8日(金)の日経平均終値は2万179円となり、2万円の大台に乗せてきました。ひとまず、連休明けに相場のムードがガラリと変わってしまう状況は回避され、さらなる株高を期待する声も聞かれるようになりました。

■(図1)日経平均(日足)の動き(2020年5月8日取引終了時点)

出所:MARKETSPEEDⅡを元に筆者作成

 まずは、いつもの通り足元の状況から確認です。

 先週の日経平均は5日移動平均線を挟んだ展開でした。7日(木)は5日移動平均線より下で推移し、8日(金)は「窓」空けによって上抜けたわけですが、ローソク足はともに陽線のため、買いが優勢だったことが分かります。

 また、8日(金)はオプション・ミニ先物取引のSQ日でした。この日の日経平均終値(2万179円)は、SQ値(2万73円)よりも高いだけでなく、前回のレポートで紹介した2月6日~3月19日の下げ幅における「半値戻し(2万176円)」もわずかながら上回っています。

 直近高値である4月30日の2万365円を超えていくことができれば、75日移動平均線や節目の2万1,000円台を射程圏内に捉えることになります。ちなみに、8日(金)取引終了時点の75日移動平均線は2万829円です。