個人投資家は波乱相場とどう向き合うべきか?
Q:今回の急落で学んだことはありますか?
A:暴落から身を守るのは自分自身が感じる「違和感」
私は幸いにも、2020年の年初の時点で、リーマン・ショック以降、10年以上、続いた上昇相場に違和感を感じてリスク資産の一部を売却していました。株式を法人で買ったほうが良いと思い、資産を移すタイミングだったのも功を奏しました。ただし、積み立て投資をしていたのはそれなりにマイナスがでています。しかし、通過点です。これは目線を変えず淡々と続ければよいのです。
一方で経験がないと感じるのは難しいかもしれませんが、やはり自分が感じる違和感に対して素直であることが重要だと思います。
今から振り返っても、コロナ・ショックもさることながら、それ以前にトランプ大統領の法人減税や2019年のFRB(米連邦準備制度理事会)による「予防的」という名目での利下げなど、相場が走りすぎていましたね。
Q:急落に備えて行っていたことはありますか?
A:資産の一部を不動産や太陽光ビジネスなどに移した
資産の一部を不動産や太陽光ビジネスなどに移していたことは、今回の株価暴落を見ると効果絶大でした。ただし、今後、不動産は少し厳しいかもしれません。
Q:まだまだコロナ・ショックが続きそうですが、どんな心構えで臨みますか?
A:長い目で見てチャンス以外の何物でもないコロナ・ショックの急落
下がれば買う、という姿勢で臨みたいですね。買いたい人がいない状態まで株価が下落したら、そこはシンプルに買いの場面でしょう。
コロナ・ショックが終息したあとは、今回の危機に対抗して世界各国で行われた金融緩和や財政出動が効いてきて、従来のゆるやかな相場に戻ると思います。
Q:今回の波乱相場で動揺している投資初心者に一言ください。
A:コロナ・ショックの急落は、長い目で見るとチャンス以外の何物でもありません!
もし今回の暴落で損をしてしまったり、恐怖や不安を感じたりしたとしても、投資を続けること、あきらめないことが大切だと思います。長い目で見れば、今回の急落はチャンス以外の何物でもありませんから!
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