エイリス・キャピタル(ARCC)

出所:楽天証券ウェブサイト(4月6日まで)

 エイリス・キャピタルは、管理投資会社です。米国の中規模の企業が発行する債券や株式に投資して収益の確保を目指しています。この企業で注目されているのは高い配当利回りです。2019年の合計配当金額は1.68ドル(出所:会社ウェブサイト)。4月6日終値の9.71ドルをベースにすると、実績の配当利回りは17.3%です。同社の投資ポートフォリオを産業別で見ると、ヘルスケアサービスが20.4%、ソフトウェア&サービスが12.7%、商業・専門サービスが8.5%などとなっています(2019年12月31日時点、会社ウェブサイト)。

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)

出所:楽天証券ウェブサイト(4月6日まで)

 ビデオ会議システムを展開するズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)は、テレワーク推奨の流れから追い風が吹いている企業です。ビデオ会議の需要は世界的に急速に拡大する可能性が高く、ここで同市場のシェアを一気に拡大させることができれば、大きな参入障壁を作れるかもしれません。これまで導入していなかった企業や団体がビデオ会議を導入した場合、その後に他のビデオサービスに乗り換える確率は低いとみられます。ただし、直近ではセキュリティの安全性が指摘されており、この難局を乗り越えられるかどうかで同社の先行きが決まりそうです。

 次ページからは、ランキング外ですが、買付者数が足元で増加傾向にある銘柄3つを簡単に紹介します。