(今週の指標)NYダウ平均株価

 先週は、新型肺炎に対する楽観論が優勢で2月12日(水)には2万9,568ドルと3万ドルの大台まであと432ドルまで迫りました。しかし、新型肺炎の感染拡大が止まらないため、今週は楽観論が後退、上値が重くなる可能性があります。17日(月)はプレジデントデーで米国市場は休場ですが、休場明けに世界的な感染者増加を確認できるため、楽観論は起こりにくいと思われます。ただし、19日(水)に1月開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公開され、FRBによる今後の景気見通しに、何らかの示唆があるかどうか、注目となります。