米大統領選挙と株式市場
米大統領選挙は4年ごとに行われます。過去に大統領選があった年のS&P500株価指数の月次パフォーマンスを累積的に示すと下のチャートのようになります。
図:大統領選挙の年のS&P500株価指数(1944~2016年)
このチャートから分かることは、大統領選挙の年は平均して+6.94%であり、まずまずのパフォーマンスが期待できるということです。現職大統領が勝つシナリオではパフォーマンスはさらに良くなることが分かります。
逆に現職が敗北するケース(グレー)では1月・2月と9月・10月にマーケットが下げているのです。
一般論として、経済が良く、株式市場も高いときは現職が有利であり、逆に経済が悪いときは大統領を出す政党が入れ替わることが多いです。
それをもう少し詳しく見てみましょう。