(今週の指標)ドル/円

 今週は、8カ月ぶりとなる1ドル=110円台からのスタートですが、ドル買い・円売りは伸び悩む可能性があります。1ドル=110円台には輸出関連企業や短期筋のドル売り注文が入っており、ドルの一段高は抑制されるものと思われます。

 また、米中交渉の第2段階については、欧米が求める産業補助金制度の廃止について、中国は慎重であり、今後、協議は離脱する可能性も含め、ドル買いは抑えられることになります。