ゴールドマンサックス

 ゴールドマンサックス(GS)の第2四半期決算はEPSが予想5.03ドルに対し$5.81、売上高が予想88.8億ドルに対し94.6億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.6%でした。

 同社は四半期配当をこれまでの85セントから1.25ドルに引き上げました。

 5月は米中貿易戦争に絡む投資家の様子見でトレードが低迷しました。しかしグローバルのマーケットは打たれ強さを見せています。

 投資銀行部門売上高は前年同期比▲9%の18.63億ドルでした。

 うちM&Aフィーは前年同期比▲3%の7.76億ドルでした。

 株式引き受けフィーは前年同期比▲1%の4.82億ドルでした。

 債券引き受けフィーは前年同期比▲20%の6.05億ドルでした。

 インスティチューショナル・クライアント・サービス部門売上高は▲3%の34.76億ドルでした。

 うち債券部は▲13%の14.69億ドルでした。

 株式部は+6%の20.07億ドルでした。

 営業費用は61.2億ドル、前年比±0%でした。

 エフィシェンシー・レシオは64.7%でした。

 地域別では、米州売上高は56.5億ドル(全体の60%)でした。前年同期は58.7億ドルでした。

 欧州中東アフリカは26.9億ドル(全体の28%)でした。前年同期は26.3億ドルでした。

 アジアは11.2億ドル(全体の12%)でした。前年同期は11.3億ドルでした。

各種レシオ

 ROE(株主資本利益率)は11.1%%でした。 

 ROTCE(有形自己資本利益率)は11.7%でした。

 CET1 capital ratio(普通株式等ティアワン比率)は13.8%でした。

 1株当たり有形簿価は203.05ドルでした。