JPモルガン・チェース

 JPモルガン・チェース(JPM)の第2四半期決算はEPSが予想2.49ドルに対し2.82ドル、売上高が予想285.2億ドルに対し288.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+3.9%でした。

 純金利収入は前年同期比+7%の144億ドルでした。非金利収入は前年同期比+1%の144.3億ドルでした。

 純金利イールドは2.49%でした。前年同期は2.48%でした。

 貸倒引当金は11.5億ドルでした。これは前年同期比▲5%でした。

 平均コア・ローンは前年同期比+1%の9,569億ドル、平均預金は前年同期比+5%の1.52兆ドルでした。

 ローン・ツー・デポジット・レシオは63%でした。前年同期は65%でした。

 オーバーヘッド・レシオは57%でした。前年第4四半期は58%でした。

消費者&コミュニティー・バンキング部門

 消費者&コミュニティー・バンキング部門売上高は前年同期比+11%の138.3億ドルでした。利益は前年同期比+22%の41.7億ドルでした。

コーポレート投資銀行部門

 コーポレート投資銀行部門売上高は96.4億ドルでした。これは前年同期比▲3%でした。利益は前年同期比▲8%の29.4億ドルでした。

 うち投資銀行フィー売上高は前年同期比▲15%の18.5億ドルでした。トレーディング(principal transactions)は前年同期比▲2%の37.1億ドルでした。

 市場インベスターサービス部門売上高は63.9億ドルでした。内訳は債券部売上高が前年同期比+7%の36.9億ドル、株式部売上高が前年同期比▲2%の17.28億ドルでした。

今後のガイダンス

 2019年度の純金利収入は575億ドル(1Qより▲5億ドル)前後を見込んでいます。費用は660億ドル(不変)を見込んでいます。損金計上は55億ドル(不変)を見込んでいます。

各種レシオ

 株主資本利益率(ROE)は16.0%でした。前年第2四半期は14.0%でした。

 総資産利益率(ROA)は1.41%でした。前年第2四半期は1.28%でした。

 ROTCE(有形自己資本利益率)は20.0%でした。前年第2四半期は17.0%でした。

 CET1 capital ratio(普通株式等ティアワン比率)は12.2%でした。前年第2四半期は12.0%でした。

 1株当たり有形簿価は59.42ドルでした。前年同期は55.14ドルでした。