「高配当利回り株」人気上位トップ12:減配リスクの評価

(注1)「不況に強い」(●)はあくまでも筆者の判断。景気敏感業種に属する株は不況に弱い(×)と分類。食品・医薬品・通信など景気の影響を受けにくい業種は不況に強いと判断。メガ銀行(三菱UFJ、みずほ)はかつて不況に弱かったが、財務良好で不良債権比率が低水準の今は不況に強いと判断。
(注2)東証1部ラージ100採用銘柄を「大型株」(●)と判断。全銘柄が該当。
(注3)連結自己資本比率40%以上を「好財務」(●)、10%以下を「財務が弱い」(×)、その中間を(▲)と分類。ただし、メガ銀行(三菱UFJ、みずほ)については、BIS基準の連結総自己資本比率12%以上を(●)とした。三菱UFJの同比率は2019年3月末時点で16.03%、みずほは18.85%なので、ともに好財務と判断。 (注4)前期の営業利益率10%以上を「好利益率」(●)、3%以下を「利益率低い」(×)、その中間を(▲)と分類。銀行は営業利益がないのでNAとした。


(●)が2つ以上ついている銘柄は、高配当利回り株として長期投資するのに適格というのが、私の判断です。

(●)が1つしかついていない日産自動車は、営業利益率が低いので投資リスクは高いと考えます。保有するならば、最低単位(100株)に留めたほうが良いと思います。同じく1つしかついていない三菱ケミカルHDは、景気敏感株なので値動きは荒いと思いますが、高付加価値の電子材料に展開しており、長期投資の価値は高いと判断しています。

 

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