(先週の結果)
先週は、米株高と円安にサポートされ、上値は重いものの4日連続の年初来高値更新
先週の日経平均は、週始めに+298円の2万2,169円と大幅上昇となりました。中国の経済指標も好調で、日米貿易協議も無難に通過したことで、株式市場に買い安心感を与え、2万2,200円水準でもみ合って引けました。高値は17日(水)の2万2,345円、安値は18日(木)の2万2,058円、週の終値は2万2,200円でした。
15日(月):前週末の米国株式の主要3指標そろっての大幅上昇、為替の1ドル=112円台、さらに上海株式の上昇を受け、全面高となって+252円の2万2,122円で寄り付き、一時+390円の2万2,211円まで上昇。終値は+298円の2万2,169円と3日続伸となりました。
16日(火):朝方は前日の大幅上昇からの反動で▲60円の2万2,108円と反落して始まるものの、すぐに切り返し+52円の2万2,221円と4日続伸。ただし、指数に影響を与えるファーストリテイリングやKDDIなどの値がさ株中心の上昇でした。
17日(水):前場は円安歩調につれ、また、中国の1-3月期GDP(国内総生産)が予想を上回ったことで、一時+123円の2万2,345円と2万2,300円台をつけました。その後は伸び悩み、終値は+56円の2万2,277円の5日続伸で引けました。出来高が伴わなければ、2万2,300円水準からは戻り売りが警戒されてきます。
18日(木):手掛かり材料に乏しい中、先物にまとまった売りが出たことで下げ幅を拡大し、利益確定売りも出て一時▲219円の2万2,058円まで下落。終値は▲187円の2万2,090円と6日ぶりの反落となりました。
19日(金):前日の米国市場で好決算やIPO(株式公開)を好感して、NYダウが+110ドルの2万6,559ドルと上昇し、112円台前後の円安も維持されていることで、+147円の2万2,238円で寄り付き、+160円の2万2,250円まで上昇しましたが、米国市場が翌日休場であることで手控えムードもあり、買い一巡後は伸び悩んで+110円の2万2,200円で引けました。