メリットがよく分からない?ジュニアNISAのここがイイ! 

 NISAもつみたてNISAもあるし、わざわざジュニアNISAで運用する必要があるのでしょうか? 実は、ジュニアNISAならではのよさがあります。それは非課税で長期運用ができること。

 長期運用ならつみたてNISAでいいんじゃない?と思うかもしれませんが、つみたてNISAは投資対象が制限されるのに対し、ジュニアNISAはNISA同様幅広いラインナップに投資ができます。また、つみたてに限らず、一括投資も可能です。

 まさにジュニアNISAはNISAとつみたてNISAのいいとこどり。せっかくお子さんがいらっしゃるなら使わない手はありません。

学資保険とジュニアNISA、どっちにしようと迷ったら?

「学費は確実に準備したい」「投資で損をするのがコワイ」「学資保険は躊躇(ちゅうちょ)なく入るのにジュニアNISAは渋っている」…そんな方には学資保険とジュニアNISAでの投資信託積立の2本立てがおススメです! 

 投資信託積立とは学資保険の保険料を毎月払うように、毎月投資信託を購入することです。積み立てながら長期運用することでリターンが期待できます。

 一方、学資保険のよさは、万が一の保障が得られることと、将来もらえる金額が決まっていることでしょう。やはり安心感がありますね。

 実は筆者も2本立て。学資保険と投資のどちらか一方ではなく、保険を学資準備の土台にして、リターンが期待できる投資信託の積立をプラスするとよいでしょう。

引き出せないのはデメリットじゃない!長期でコツコツ学費を準備しよう!

 ジュニアNISAは18歳まで引き出せないのはネックですが、学資保険も18歳など指定の年齢にならないとお金を受け取ることができません。家計状況に合わせて積立額を変更できるジュニアNISAの方が一度決めた保険料を変えられない学資保険よりも自由度が高いかもしれません。学費以外に使ってしまっては意味がないので、学費を準備する上では18歳まで引き出せないこともメリットになるかもしれませんね。

 投資先に迷ったらFPなどのプロに相談することもできます。かわいい我が子のためにジュニアNISAを上手に活用して、賢く学費準備に取りかかりましょう!