(今週の指標)ドル/円
今週は、ドルの上値は重い展開が想定されます。欧州景気の悪化懸念でユーロが売られ、ドルが買われる場合もありますが、基本的にはFOMC(米連邦公開市場委員会)でハト派寄りの内容で、追加利上げがさらに後退し、長期金利が下がってドルが売られる展開が想定されます。
FOMCの2019年金利見通しの引き下げや、一部で年内利下げ観測も浮上してきており、ドル売り・円買い圧力が継続することになります。一方で米国の主要経済指標が堅調であれば、リスク回避的なドル売り・円買いが広がる可能性は少ないと言えます。