4620 藤倉化成 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益15.9%増の30億円、経常利益10.4%増の31億円の増収・増益の見通しです。

 同社の株価は、2012年11月13日の310円を底値に、アベノミクス相場に支えられて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年1月7日の790円の高値をつけました。

 ここから調整入りとなり、5月21日の473円まで下げて、11月5日の604円まで反発後、およそ460~600円のボックス相場(B)の動きとなりました。

 このボックス相場の中で2016年5月6日の468円を安値に、ボックス相場を上に抜けて上昇トレンド(C)を形成。2017年3月13日の687円まで上昇。その後、上昇トレンド(C)を切って、8月10日の600円まで押し目を入れて再上昇。2018年1月5日には763円まで上昇しました。

 ここをピークに調整となって12月25日には543円まで下げ反発。その後、2019年2月21日には643円まで上昇して、押し目を形成しているところです。