5393 ニチアス 東証1部

 2月12日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益3.0%増の220億円、経常利益3.2%増の225億円の増収・増益の見通しです。

 同社の株価は、2016年2月12日の1,240円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2017年1月26日に2,400円の高値をつけました。

 ここから押し目形成の動きとなって4月17日の2,040円まで下げ、上昇角度のやや小さい上昇トレンド(B)へ移行。この上昇トレンド(B)の中で2018年1月18日の3,204円、5月8日の3,060円、9月26日の3,045円と順下げの三尊天井をつくり、ここから急落トレンド(C)へ転換しました。

 急落トレンド(C)の中で12月25日の1,739円で底打ちとなり、上昇トレンド(D)へ転換しています。

7917 藤森工業 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益4.9%増の90億円、経常利益1.6%増の89億円の2期連続の増収・増益の見通しです。

 同社の株価は、2016年7月8日の1,872円を底値に、8月17日の2,053円を二番底として上昇トレンド(A)を形成。

 この中で12月20日の3,140円まで上昇後もみ合って2017年2月9日の2,792円まで押し目を入れ、やや緩やかな上昇トレンド(B)へ移行しました。そして、2018年1月9日の4,195円の高値をつけ、ここをピークに2月15日の3,510円まで下げた後、緩やかな下降トレンド(C)へ転換。

 この中で9月26日の3,930円を高値に急角度の下降トレンド(D)へ移行し、12月26日の2,658円で底打ちとなりました。

 ここからの反発で下降トレンド(D)を上に抜けて2019年2月20日に3,135円まで上昇。3月8日の2,839円まで押し目を入れ、3月18日に3,095円で買い転換となっています。

6326 クボタ 東証1部

 2月14日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益5.6%増の2,000億円、経常利益5.5%増の2,080億円の増収・増益の見通しです。同社の業容は機械:機械、水・環境システムです。

 同社の株価は、2016年2月12日の1,270円、7月6日の1,271円をダブル底にして上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月18日の2,368円の高値をつけました。

 ここをピークに急反落となり、3月26日の1,707円、8月16日の1,621円を二点底に短期の上昇トレンド(B)となりました。

 この中で10月2日の1,978円、12月3日の2,015円と二点天井となって下降トレンド(C)に転換。この下降トレンド(C)の中で、12月26日の1,470円、2019年の3月1日の1,485円を二点底にして反発し、下降トレンド(C)を少し抜けて買い転換となったところです。

4620 藤倉化成 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益15.9%増の30億円、経常利益10.4%増の31億円の増収・増益の見通しです。

 同社の株価は、2012年11月13日の310円を底値に、アベノミクス相場に支えられて上昇トレンド(A)を形成。この中で2014年1月7日の790円の高値をつけました。

 ここから調整入りとなり、5月21日の473円まで下げて、11月5日の604円まで反発後、およそ460~600円のボックス相場(B)の動きとなりました。

 このボックス相場の中で2016年5月6日の468円を安値に、ボックス相場を上に抜けて上昇トレンド(C)を形成。2017年3月13日の687円まで上昇。その後、上昇トレンド(C)を切って、8月10日の600円まで押し目を入れて再上昇。2018年1月5日には763円まで上昇しました。

 ここをピークに調整となって12月25日には543円まで下げ反発。その後、2019年2月21日には643円まで上昇して、押し目を形成しているところです。

2899 永谷園ホールディングス 東証1部

 2月8日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益30.4%増の46.50億円、経常利益44.5%増の46.00億円の3期連続の増収・増益の見通しです。

 同社の株価は、2012年6月4日の1,422円(併合前711円)を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。

 この中で2016年8月22日の2,230円(併合前1,115円)の安値からの上昇で2017年5月16日の3,144円(併合前1,572円)を一山目、2018年2月19日の3,198円(併合前1,599円)を二山目、9月25日の3,226円(併合前1,613円)を三山目とする順上げの三尊天井を形成して反落し、下降トレンド(B)へ転換。

 この下降トレンド(B)の中で12月25日の2,176円で底打ちし、2019年1月10日の2,522円まで自律反発しました。ここから2月8日の2,302円まで押し目を入れて再上昇し、3月4日の2,446円で買い転換し、さらに3月12日に3,560円で「ろく買」の買い法則が連続で出ています。