豪ドル/円:堅調、しかし問題も…
FOMCが利上げ中止を明らかにしたことで、豪ドルをはじめとするキャリー通貨に注目が集まっています。豪ドル/円は昨年12月20日以来の高値79.39円をつけました。
しかし、オーストラリアは雇用市場や住宅市場の悪化、インフレ率の伸び悩みに加え、主要交易相手国の中国の景気減速など内外に経済問題を抱えています。RBA(豪準備銀行)が来週の政策会合で、金融政策を引き締めから中立へ後退させる確率が高まっていることを考えると、豪ドル高の勢いが今後も続くかについては慎重意見もあります。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
1日:米雇用統計 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。