本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(1月31日)
31日ドル/円のNY市場の終値は108.88円
30日の終値に比べ0.15円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
トランプ大統領、FRB理事候補に元ピザチェーンCEOを検討。
米中西部に大寒波。シカゴでマイナス46度、南極より寒い。
Google+、4月2日で終了。
米国の非公表捜査資料がネット上に流出。ロシア企業の弁護士関与か。
楽天市場が送料無料を検討。
2018年の実質賃金の伸び率は大半でマイナス。厚生労働省認める。
イタリア政権連立パートナーの「同盟」と「5つ星運動」が対立。
ドイツが2019年のGDPを下方修正。ブレグジットや貿易戦争などの外的要因。
格付け会社S&P、NZの格付けを「ポジティブ」に引き上げ、財政状況改善で。
格付け会社フィッチ、NZの格付け「AA」を確認、見通しは「安定的」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:109円がすでに重い
FOMC(米連邦公開市場委員会)は、1月の会合でハト派転向を表明。FOMCが弱気(慎重)になるというのはマーケットも薄々感じていましたが、それでも今年1回くらいは利上げするだろうという希望も持っていました。しかしパウエル議長の会見内容はFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げサイクルが「終了」したことを示唆するもの。投資家は米利上げ前提の見直しとそれに伴うポジション調整に迫られています。
FOMC後に108.81円まで下げたドル/円は、31日の東京市場に当日高値となる109.07円をつけた後、再びじりじりと値を下げ108.52円まで下落。NY市場午後に反発が見られましたが109円台には復帰できないまま終値は108.88円。
今夜は米国の1月雇用統計の発表があります。(詳しい解説については「米国の労働市場はすでに「下り坂」?」をご覧下さい。)
23日に発表された、先行指標であるADP雇用データが予想以上に強く、期待が盛り上がっていたのですが、24日の新規失業保険申請件数(前週分)は、逆に25.3万件(前回19.9万件)に大幅悪化。米政府機関の閉鎖の影響のため統計が間に合わないという事情があるようで、今回についてはデータを信頼しすぎないのがいいのかもしれません。
FOMCは雇用市場が強いことを十分に承知しています。そのうえで利上げ中止に踏み切りました。だから、今夜の雇用統計が強いからといって、FOMCが決定をひるがえすことはないでしょう。
リスクは「雇用統計が予想より悪かった場合」です。利下げ中止にとどまらず「利下げ」へと憶測が広がれば、ドルにとっては大きなダメージとなります。
豪ドル/円:堅調、しかし問題も…
FOMCが利上げ中止を明らかにしたことで、豪ドルをはじめとするキャリー通貨に注目が集まっています。豪ドル/円は昨年12月20日以来の高値79.39円をつけました。
しかし、オーストラリアは雇用市場や住宅市場の悪化、インフレ率の伸び悩みに加え、主要交易相手国の中国の景気減速など内外に経済問題を抱えています。RBA(豪準備銀行)が来週の政策会合で、金融政策を引き締めから中立へ後退させる確率が高まっていることを考えると、豪ドル高の勢いが今後も続くかについては慎重意見もあります。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
1日:米雇用統計 など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
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