売買代金ランキング(5銘柄)

1 サンバイオ(4592・東証マザーズ)

 前月の急騰で、マザーズの時価総額トップ銘柄となったサンバイオ。12月の序盤もその余韻は残り、4日に上場来高値9,880円を付けました。注目されたのは、14日に発表された第3四半期決算。数字的には特段サプライズのない内容(カリフォルニア州再生医療機構からの補助金もあり、経常損益以下は赤字縮小)でしたが、翌週17日の株価はネガティブな反応に。小幅高で始まったあと、大きく下落しました。

 指数ウエイトトップのサンバイオの株価が下がると、それ自体がマザーズ指数に押し下げ効果を生みます。マザーズ指数の大幅安が他の新興株への売りにもつながり、信用買い残の多い銘柄のロスカットが連鎖していきます。2019年も、サンバイオの四半期決算発表日前後は要注意ですね(次は本決算で3月13日発表予定)。

2 ALBERT(3906・東証マザーズ)

 あのトヨタとAI開発で資本提携を結んだ企業として、人気新興株としてすっかり定着したALBERT。トヨタや東京海上日動火災保険などと進めるプロジェクトの受注が好調で、21日には今18年12月期予想を再増額(営業利益は1.5億円→1.95億円)しました。

 成長ポテンシャルは大きそうですが、フェアバリューを想像するのも困難な銘柄。ただ、11日に発表したKDDIとの資本業務提携の内容はひとつの目安になりそう。ALBERTの大株主から、KDDIが発行済み株数の約3%相当の株式を取得。その価格は1株「14,406円」でした。

3 マクドナルド(2702・ジャスダック)

 12月はマクドナルドの売買代金が膨らむ月です。その理由も、マクドナルドが12月決算銘柄で日本でトップ級の優待人気株だから。
 今回の権利付最終売買日は25日で、権利落ち日が26日。その権利付最終売買日25日の東京時間が、12月の日本株にとって陰の極と呼べるほどひどい1日でした。権利付最終売買日に年初来安値を更新していたこともあり、権利落ち日の26日は大幅反発。権利落ち分を余裕で埋める動きに。結局、新興株市場の地合いが全て?

4 ワークマン(7564・ジャスダック)

 6日に付けた8,450円が2018年の高値に。3日に発表された11月の既存店売上高は、前年同月比20%増と小売企業としては驚異的な伸び率を維持しています。

 ワークマンといえば、建設現場向け作業服専門店。ニッチ過ぎて、他のアパレル企業がほぼ確実に参入してこない分野のトップ企業です。そのワークマンで販売している作業服や機能的なアイテムが一般人にも人気化…これが買い材料でした。昨年秋には、新しくカジュアルウエアブランド「ワークマンプラス」を立ち上げ。一部メディアの予測によれば、このワークマンプラスが2019年の流行になるとか!?

5 イーソル(4420・東証マザーズ)

 2018年10月に上場した直近IPO株です。16日に、今18年12月期の業績予想を上方修正。営業利益を従来予想の5億円から6.4億円に増額しました。上場期の業績予想を上方修正した直近IPO株は、投資家の信認を得ます。そこから大化けする銘柄も多いのですが…。イーソルについては最悪の地合いに巻き込まれた格好。4日に付けた上場来高値7,000円に対して、大納会28日の安値3,770円はほぼ半値に。