アクティブファンドをメインに運用する、人気投信ブロガー、rennyさんインタビューの中編をお届けします。今回は、どんなファンドを保有しているのか、何を基準に選んでいるのかなどを聞きました。

 

一押しは「ひふみ」「結い」「スパークス」

──前回、直販系を中心に買ってみたいと思うアクティブファンドがずいぶん増えてきたとおっしゃいました。いくつか具体例を挙げていただけますか。

 例えば僕が毎月買い付けているファンドのひとつに、レオス・キャピタルワークスという会社が販売している「ひふみ投信」があります。この会社は、世の中を良くするような事業を展開している中小中堅企業に長期にわたって投資する、「資本市場を通じて社会に貢献します」という理念を掲げています。事実、「ひふみ投信」に組み込まれている銘柄を見ると、応援したくなるような企業が数多く含まれています。また、鎌倉投信という会社が設定、販売している「結い2101」というファンドもお気に入りのひとつです。ここも「これからの社会に必要とされる“いい会社”」に投資するとはっきり打ち出しています。

──どちらも最近、話題ですよね。テレビなどでもよく取り上げられていますし。

「ひふみ投信」も「結い2101」もファンドが設定されたのはずいぶん前ですが、僕と同じような考えをもつ人も少なくないようで、どんどん人気が高まっています。それに連れてファンドの規模もかなり大きくなっているようです。

──他にありますか?

 スパークス・アセット・マネジメントという会社が設定している「新・国際優良日本株ファンド」(愛称・厳選投資)も非常に好きなファンドです。じつは数年前、このファンドを知ったとき、すごく驚いたんですね。というのも当時のアクティブファンドは数十銘柄、数百銘柄に分散投資している商品が多かったんです。だから、アクティブといっても、日経株価平均やTOPIX連動のインデックスファンドと似たような値動きをするものも少なくありませんでした。分散投資すればするほど平均値に近くなるわけですから。ところが、この「新・国際優良日本株ファンド」はわずか十数銘柄しか組み込んでいないんです。「厳選投資」という愛称の通り、ファンドマネージャーが選びに選び抜いた銘柄だけで構成されているわけです。

──それってそうとう自信がないとできませんよね。

 その通りです。だから、スゴイなと。

──運用成績はどうだったのですか。

 それもかなりよかったんです。それで、これこそが本来のアクティブファンドではないかと考え、すぐに毎月買い付けるようになりました。