ポンド/ドル:不信任案は否決、メイ首相は続投

 メイ首相に対する不信任投票実施に必要とされる票が集まったというニュースで水曜日のポンド/ドルは、1.2474ドルまで年初来安値を更新。しかし、首相交代が現状打破のきっかけになるとの期待も強く、1.2671ドルまで急上昇しました。

 不信任投票は日本時間の今朝6時に開票が行われ、200対117で否決されました。党規定により、メイ氏は今後1年は首相でいられるのですが、すでに2022年の総選挙の前に辞任する考えを明らかにしています。

 メイ首相続投のニュースでポンド/ドルは買われましたが、高値を更新できずに1.26ドル台前半まで下げています。ポンド/円も前日の高値143.44円を超えられず。(チャート3)

 

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◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。