平成20(2008)年~30(2018)年・東証1部値下がり率ランキング

※東証1部の現上場銘柄のみ、社名は現社名

 不祥事や業績の著しい悪化といった個別要因が、これまで見てきた10年間では値下がりの背景でした。ただ、最近10年間は完全に違いますね。セクターでかなり強い特徴が出ています。

 例えば、2011年3月の東日本大震災後(原発問題)に電力株神話が崩壊したこと、日銀のマイナス金利導入による地銀株の全面安が止まらないこと、構造改革の遅れによる海運株の安値更新―など。この10年でディフェンシブ株の定義が変化し、業績や配当が安定していることより、ボラティリティが低いことが重視されるようになりました(「最小分散」という概念が機関投資家の間で大流行)。