1971(昭和46)年11月28日

東北・上越新幹線起工式

 1971(昭和46)年11月28日、東北・上越新幹線の起工式が行われました。新幹線は大宮(さいたま市)を起点に、盛岡と新潟に延伸されました。

 1964年の東京五輪直前に開業した東海道新幹線の大成功で、政府や国鉄は東日本にも新幹線網を構築することを決断しました。キャッチコピーには山陽新幹線の新大阪・岡山間を建設する際の「ひかりは西へ」を引き継いで、「ひかりは北へ」が使われました。東京都内の騒音問題解決や用地買収の難航が予想されたため、大宮駅始発の暫定開業という形を取りました。

 当初は6年ほどの工期が見込まれていましたが、トンネル工事などの難航から、開業は1982年にずれ込みました。この年の6月23日に大宮・盛岡間の465.2キロで、11月15日に大宮・新潟間の303.6キロで、それぞれ営業運転が始まりました。

 

1971年11月28日の日経平均株価終値は

2,426円75銭

※1971年11月28日は休日のため、前営業日の終値。