決算発表シーズンに突入

 今週から米国は第3四半期決算発表シーズンに突入しています。米国の企業業績は好調であり今回の決算発表シーズンでも米国企業は高水準のEPS(一株当たり利益)成長率を記録すると予想されています。

 

センチメント的にも「陰の極」

 これを書いている10月11日(木)引け後の時点でCBOEボラティリティー指数は24.98に達しています。これは投資家がかなり慌てていることを示唆しています。

 

 またインベスターズ・ビジネス・デイリーの計算によるプット・コール・トレーディング・ボリュームも1.20という極端に悲観的な数値を示しており、過去にこのような水準になった場合は絶好の買い場でした。

投資戦略

 現在、市場参加者は極端に悲観的になっているため今は買い場ではないかと考えています。マーケットはかなり鋭角的にこれまでの調整幅(-7.2%)の半値戻しを達成すると思います。

 ただ相場は一本調子には出直りにくいもの。したがって、もう一度二番底を模索する展開があると思います。

 ただ年末のニューヨーク市場は、いまよりは高い位置にあると思います。