先週末1月19日(金)の日経平均終値は2万3,808円でした。一週間の相場を振り返ってみて、最も印象に残ったのは、何と言っても1月18日(木)の取引時間に達成した2万4,000円台乗せです。週末までこの水準を維持することはできませんでしたが、週間ベースでは、前週末終値(1月12日の2万3,653円)から155円ほどの上昇を見せています。
そして今週は、日経平均が再び2万4,000円台に乗せきることができるのかがポイントになるわけですが、まずは下の図1で足元の状況を確認していきます。
■図1 日経平均(日足)の動き :2018年1月19日取引終了時点
あらためて1月18日(木)の取引に注目してみると、始値の時点ですでに2万4,000円台を回復していました(2万4,078円)。その直後には高値である2万4,084円をつけたものの、以降は失速することになり、結局2万3,763円でこの日の取引が終了。前日比でも100円以上も下落しています。ローソク足の形を見ても、大きな陰線なのがわかります。
せっかく、26年ぶりの2万4,000円台を突破した日のローソク足が、この節目をまたいだ陰線になったことはあまり良い形ではありません。また、日経平均は直前の16日(火)に2万4,000円台をトライした場面があり、この日のローソク足は陽線です。
つまり、18日(木)の陰線が16日(火)の陽線に対して「かぶせ線」の格好になっているわけです。かぶせ線とは、ローソク足の組み合わせパターンのひとつで、下の図2にもある通り、陰線となった当日の終値が前日の陽線の実体の中心よりも安くなって重なり合っている状態を指します。
■図2 「かぶせ線」とは

かぶせ線は、2本のローソク足を合成してみるとわかりますが、上ヒゲの長い線になるため、買いの勢いが弱まっていることを意味します。実態に、かぶせ線の出現が相場の天井になることは珍しくありませんので、一応、注意が必要なサインが出たことは認識しておくべきです。
もっとも、「一応」と表現したのは、明確な売りサインではないためで、その理由のひとつに、「かぶせ線の上抜け」という、買いサインに転じるパターンがあるからです。具体的には、かぶせ線が出現し、しばらくもみ合いが続いた後に、前回の高値を上抜く大きな陽線が現れた状態のことです。(下の図3)。
■図3 「かぶせ線の上抜け」

かぶせ線は弱気を示すサインですが、それでももみ合いで相場が崩れず、再び買いの勢いを取り戻して高値を上抜けたということで、かぶせ線の上抜けは強気のサインとなります。
また、「節目の株価水準を超えたかと思えば失速」と言えば、直近の米国株市場でも同じような展開がありました。1月16日の米NYダウは上昇してスタートし、史上初の2万6,000ドル台に乗せる場面があったものの、その水準を維持できずに終値で前日比マイナスに沈んでしまいました。
株価失速の背景には、年初からの急ピッチな株価上昇による過熱感や、節目水準の達成感などが考えられますが、これは日本株市場でも同様です。NYダウが2万5,000ドル台から2万6,000ドル台到達に要した日数は営業日ベースで8日間ですが、日経平均も2万3,000円台から2万4,000円台到達まではわずか10営業日でした。
ただし、NYダウは翌17日には再び2万6,000ドル台に乗せ、先週末までその水準を維持しています。株価を再度押し上げた原動力は企業業績です。
米国では一足先に先週から決算シーズン入りしていますが、日本国内でも今週から決算発表が増え始めます。業績期待や、日銀会合(22〜23日)後の黒田総裁の記者会見が安心材料となれば、日経平均が再び2万4,000円台に乗せる展開もありそうです。基本的には前回紹介した、「扇型トレンド」の想定範囲内での値動きがメインシナリオになります(下の図4)。
■図4 日経平均(日足)の「扇型トレンド」 :2018年1月19日取引終了時点
ただ、注意したいのは米国市場の動向です。急ピッチな株価上昇に対するスピード調整への警戒はもちろん、米議会で可決できず、4年ぶりに一部政府機関の閉鎖となった「つなぎ予算」をめぐる動向など気がかりな材料も出ています。波乱含みの展開も想定しておく必要がありそうです。






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