日経平均2万4,000円突破から、世界同時株安。「年末高」はあるのか?
日経平均株価は、今年の5月からずっと2万3,000円の壁を超えられずにいた。それが、ついに9月中旬に突破。そこからスルスルと上昇し、9月26日には2万4,000円を抜けた。しかし、10月中旬から、米国の金利上昇と貿易戦争をきっかけに世界同時株安が起きた。ここから年末の相場はどうなるのか。「年末高」は起きるのか?
「年末高」とは、年末に向けて株価が上がっていくこと。ここ数年、注目されている株式市場の現象・傾向(アノマリー)だ。実際、9月から12月にかけての日経平均株価のパフォーマンスは、6年連続でプラス。投資家としては、チャンスとして考えたくなるテーマだが、本当にそうなのか? そこで、トウシルでは「年末高」の疑問を徹底研究!
・今年はどうか?7連続の年末高になるのか?
・もし本当に上昇相場になるなら、どんなテーマ、どんな銘柄に注目すればいいのか?
・このアノマリーを信じて、乗っかることにリスクはないのか?
・そもそもなぜこのようなことが起こるのか?
ちなみに投資の世界には、
「Sell in May(株は5月に売れ)」という有名な格言があるが、これには続きがある。「Sell in May and go away. But remember come back in September(5月に売れ、でも9月に戻ってくることを忘れるな)」だ。
いまのところ、この格言通りの展開だが、今回集まった年末高についての投資のプロフェッショナルの意見は、賛否両論分かれた。
さあ、あなたはどう読み解く?