9月中旬までの軟調な動きが嘘のように、怒涛の上昇を続けた日本株。株価上昇に乗り遅れた個人投資家も多いと思いますが、そんなときの対処法は?
日経平均株価、ついに1月高値更新!
9月28日、日経平均株価は24,286円10銭まで上昇し、今年1月の高値を更新、アベノミクス相場での最高値をつけました。
9月12日には東証1部の年初来安値更新銘柄が300銘柄近く出ていたことを考えると、まさにあっという間に株価が急上昇したことがわかります。
まだTOPIXは1月高値を超えておらず、マザーズ指数に至っては1月高値よりはるかに低い位置にありますが、ひとまず日経平均株価が高値を超えてきたという事実を重要視すべきです。
株価上昇に取り残された個人投資家が続出?
ところが、個人投資家の方に話を聞くと、9月中旬から月末にかけてのこの日本株の上昇局面で、株をしっかりと買い仕込むことができなかった方がかなり多いようです。
確かに筆者自身も、9月12日には非常に弱気のスタンスを貫いていたものの、9月18日には一転して強気のスタンスに変えていましたから、臨機応変に対応しなければ、株価上昇に取り残されてしまうのは仕方ない、とも思います。
でも、株価上昇に取り残されてしまえば、ここから株価がさらに大きく上昇したとしても利益を得ることができなくなってしまいます。