昨日(2014年9月16日)の動向
東京市場では、FOMCを控えて様子見ムードが広がり、米ドル/円は107円台を挟んで小幅にもみ合う動きとなりました。海外市場では、FOMC声明でゼロ金利政策に関する文言が維持されるとの思惑が浮上し、米ドル/円は一時106.80円レベルまで下落。しかしその後はダウ平均株価の上昇や米長期金利が堅調な推移となったことなどを背景にリスク選好の円売りが優勢となり、米ドル/円は107.20円レベルまで反発する動きとなりました。
2014年9月16日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 107.173 | 107.334 | 106.811 | 107.145 |
ユーロ/円 | 138.661 | 138.967 | 138.525 | 138.850 |
豪ドル/円 | 96.796 | 97.521 | 96.366 | 97.388 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年9月17日)の展望
【米ドル/円】
米ドル/円はFOMC結果公表を控え一時値動きが荒い展開となりました。声明では、ゼロ金利政策の期間に関する文言が維持されるかが注目されています。今後は107円台を中心に上下どちらに放れるかに注目が集まります。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 107.40 | 108.00 | 106.60 | 106.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/円は138円台後半レベルでもみ合う動きとなりました。上値では139円台に乗せられるかが焦点となりそうです。一方下値では節目となる138円ちょうど、137.50円レベルなどがサポートとして機能するか注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 139.00 | 139.50 | 138.00 | 137.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
対ドルでの豪ドル買いが優勢となり、豪ドル/円は97円半ばレベルまで反発する動きとなりました。上値では98円を回復できるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足・50日移動平均線が位置する96円台前半レベルや100日移動平均の位置する95.70円レベルなどがサポートとして機能するか注目されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 98.00 | 98.60 | 96.00 | 95.70 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年9月17日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年9月17日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 17:30 | (英)8月失業率 | 2.9% | 3.0% |
★★★ | 17:30 | 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 | N/A | N/A |
★★ | 17:30 | (英)8月失業保険申請件数 | -3.00万件 | -3.36万件 |
★★★ | 18:00 | (欧)8月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比) | 0.3% | 0.3% |
★★★ | 21:30 | (米)8月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) | 0.2% | 0.1% |
★★★ | 21:30 | (米)8月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.0% | 0.1% |
★★★ | 21:30 | (米)8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 1.9% | 2.0% |
★★★ | 27:00 | 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 0-0.25% | 0-0.25% |
★★★ | 27:00 | (米) FOMC、長期国債購入額(月額) | 100億ドル | 150億ドル |
★★★ | 27:00 | (米)FOMC、MBS購入額(月額) | 50億ドル | 100億ドル |
★★★ | 27:00 | イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | N/A | N/A |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します