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波乱相場×優待投資、損をしないための3原則!

2024/9/13

 株価が急騰・急落したとき、保有している優待銘柄は売るべき? このままホールドするべき? 波乱相場での優待投資家が、長いスパンで見た「損」を回避するべき行動を整理。やってはいけないこと、知っておくべきことなどをまとめました!

目次
  1. 気になっていた優待銘柄を買いたいけど相場の動きが不安…
  2. 株式市場の波乱相場では優待投資はどう立ち回るべき?
  3. 波乱相場では、これまでとは相場が「変わる」可能性を考慮しよう

※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の西崎努が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
【資産形成】波乱相場×優待投資、損をしないための3原則!

 資産形成の正解は人それぞれですが、一方で、多くの人が失敗してしまう考え方や、やり方があるようです。このシリーズでは、資産形成を始める人が陥りがちな失敗事例を取り上げ、やってはいけない行動を分かりやすく解説します。

お悩み

気になっていた優待銘柄を買いたいけど相場の動きが不安…

原田正則さん(仮名)無職・50歳(既婚、奥さまパート勤務、子ども2人)

 ある日、原田さんが帰り道にある書店に足を運ぶと優待銘柄特集の雑誌がたくさん並んでいました。そういえば優待の権利落ちが多い月かと思い、表紙を見比べて気になった雑誌を買って帰ることにしました。

 ちょうど、しばらく続けていた積立投資が予想以上に利益が出ていて調子がいいなと思っていた矢先、株式相場が大きく下落し評価益が少なくなってしまったことで、残念だけどしばらく様子見だなと考えていました。そんな時にこれまでは気にしてこなかった優待投資が新鮮に感じ、試しに何か投資してみようという気になってきています。

 ただ株式相場が下落した後にやや反発はしているものの、まだしばらくは軟調な相場が続くのかもう少し下落するのか、どちらにせよ相場は波乱となりそうな気がしています。そのため、今のタイミングで優待投資を始めてもいいのか悩んでいます。

 原田さんが優待投資をするのかしないのか、何を考えて判断したらいいのでしょうか?

株式市場の波乱相場では優待投資はどう立ち回るべき?

 個人投資家に人気の優待投資ですが、特に優待が注目される月が9月と3月です。すでに目をつけていた優待銘柄へ投資している人もいると思います。優待投資についてはこれまで何度かお伝えしてきましたので、ぜひ一度ご覧ください。

 今回は株価が乱高下する波乱相場を予想している時、優待投資で改めて確認しておきたいことをお伝えします。

「やってはいけない優待投資!損をしないための鉄則3選」
鉄則1:優待内容を最優先で投資をしないこと
鉄則2:優待クロスorつなぎ売りの活用も検討すること
鉄則3:優待が廃止・不要になる可能性も考えておくこと

「優待投資、始める前に知っておきたい注意点3選」
注意点1:投資する銘柄を増やし過ぎないこと
注意点2:優待銘柄がもらえる条件を確認すること
注意点3:購入するタイミングを焦らないこと

「株主優待で損をしたくない人、知っておくべき3つのポイント」
活用法1:優待の付加価値を利用する
活用法2:優待銘柄の株式情報の特徴をみる
活用法3:企業の優待や株主への対応方針を知る

波乱相場で損をしない優待投資の3原則、1:優待銘柄の株価動向に要注意

 波乱相場ではこれまで買いたかったけれど、なかなか手が出しづらかった優待銘柄の株価が自分にとって買いやすい株価水準まで下がってくることがあります。いくら優待が欲しいとはいえ、やはりできるだけ安い株価で買えた方がもらえる優待に対して投資金額も抑えることができます。

 特に個人投資家の心理的に、株価が上がっている銘柄を買うよりも、株価が下がってきたところの方が買いやすいという傾向にあるようです。そのため、株価が大きく下がった時に個人投資家がこぞって買い向かうということは何ら不思議なことではありません。

 しかし、株価が乱高下するような相場ではこれまで反発していた水準よりも、さらにもう一段大きく下がることがあります。この時に、想定以上の株価の下落による評価損に耐えられなくて投げ売りしたり、信用取引で買い付けをしていた人が追証となり強制決済で損切りをしたりするケースがあります。

 昔からある良い企業だから、企業業績がいいから、優待目的だから株価は気にしないという人もいますが、株価の動きだけで投資判断をするのはやめましょう。

 買いやすい水準まで株価が下がってきたということは、下がっている理由があるはずです。その理由が企業にあるのか相場にあるのかはそれぞれですが、とりわけこれまで上昇していた銘柄ほど株価の下落が大きくなることも考えられます。優待投資も株式投資であることを忘れないようにしましょう。

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