昨日(1月28日)の動向
東京市場では、102円半ばレベルを中心に小動き。本日発表が予定されるのFOMCを控え、様子見ムードから小幅な値動きとなりました。海外市場では、先日まで不安視されていた新興市場での混乱に沈静化の兆しが見られたことから徐々に円が売られ、FOMCで追加緩和縮小が決定されるとの思惑から、米ドル/円は更に値を上げ、米ドル/円は103円前半まで回復しました。その後は利益確定などによる米ドル売りが断続的に見られ、米ドル/円は102円台後半レベルまで小幅に値を下げNYクローズを迎えました。
1月28日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
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米ドル/円 | 102.544 | 103.257 | 102.466 | 102.946 |
ユーロ/円 | 140.202 | 140.976 | 140.128 | 140.726 |
豪ドル/円 | 89.627 | 90.991 | 89.545 | 90.352 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2014年1月29日)の展望
【米ドル/円】
トルコ中銀の政策金利利上げを受け米ドル/円は小反発。本日発表予定のFOMCに注目集まっているようです。日足・一目均衡表の雲の上限は104円台に向け緩やかな上昇を描いており、今後この雲の上限に沿って104円台を目指す動きとなるか、同ラインを下抜け下降トレンドを継続するか見極める場面にあるようです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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米ドル/円 | 103.80 | 104.80 | 102.55 | 101.80 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
日足・一目均衡表の雲の下限にサポートされるか、雲のなかに入っていくかが、焦点となりそうです。注目されているFOMCが転換点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 142.00 | 142.90 | 140.20 | 139.15 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
中国や新興国市場の経済不安視から、上値の重い展開が続きそうです。91円でキャップされている展開となっており、ここをしっかり抜けてこなければ上昇トレンドは見られ難いと思われます。30日明け方予定されているニュージーランド政策金利発表もしっかりと注目したい所です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 91.20 | 92.40 | 89.50 | 88.40 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2014年1月29日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2014年1月29日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★ | 22:30 | (欧)12月マネーサプライM3(前年比) | 1.7% | 1.5% |
★★★ | 4:00 | (米)FOMC・政策金利発表 | 0.25% | 0.25% |
★★★ | 4:00 | (米)FRB住宅ローン担保証券(MBS)買入れプログラム | 月間300億ドル | 月間350億ドル |
★★★ | 4:00 | (米)FRB米国債買入れプログラム | 月間350億ドル | 月間400億ドル |
★★★ | 4:00 | (米)FRB資産買入れプログラム総額 | 月間650億ドル | 月間750億ドル |
★★★ | 5:00 | (NZ)RBNZ・政策金利発表 | 2.50% | 2.50% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します