昨日(6月18日)の動向
昨日は米5月消費者物価指数、住宅着工件数などの発表があり指標発表後、米ドル/円は上下に振れる場面が見られたものの、方向感のない限定的な値動きとなりました。一方、ユーロは買いが優勢となりユーロ/円は一時128円台前半レベルまで上昇する展開となりました。昨日発表された独ZEW景況感調査では、市場の事前予想予想38.1に対し結果38.5となったことがユーロのサポート材料となったもよう。ただ、翌日にFOMCを控えており様子見からその後は伸び悩む形となりました。また豪ドル/円や資源国通貨は、ユーロ/円の上昇にけん引される形で上値を伸ばし、豪ドル/円は90円台後半レベルまで上昇しました。
6月18日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 94.525 | 95.757 | 94.433 | 95.345 |
ユーロ/円 | 126.349 | 128.077 | 126.202 | 127.728 |
豪ドル/円 | 90.268 | 90.732 | 89.84 | 90.401 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2013年6月19日)の展望
【米ドル/円】
昨日、目先の節目95円台を回復し引けたため、テクニカル的には上値を試す展開が予想されます。ただし、本日はFOMCが控えていることから、FOMC発表までは昨日同様に様子見から値動きの乏しい展開となりそうです。ただ、FOMCの内容次第で上下に振れる可能性もあることから、FOMC発表直後の動きには注意を払いたいところです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 96.00 | 97.00 | 93.70 | 93.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
ユーロ/米ドルが昨日の高値を上回り、1.34ドル台前半レベルまで上昇したことから、ユーロ/円も同様に上値を試す展開となりました。本日も同様にユーロ/米ドルにつられる形となれば、ユーロ/円は130円台を目指す形となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 128.80 | 130.00 | 127.20 | 126.50 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
豪ドルは対米ドルで昨日売りが強まりましたが、豪ドル/円は昨日90円台を維持したことから底堅い値動きが予想されます。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
豪ドル/円 | 91.50 | 92.00 | 90.00 | 88.90 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2013年6月19日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2013年6月19日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 21:30 | (加)4月-卸売売上高 | 0.3% | 0.3% |
★★★ | 3:00 | (米)FOMC政策金利 | 0.25% | 0.25% |
★★★ | 3:00 | (米)FOMC声明発表 | - | - |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します