FOOD&LIFE COMPANIES(3563・東証プライム)

 9月末、3月末の100株以上の株主を対象に、保有株式数に応じて、国内スシロー全店舗、京樽が運営する全ブランドおよび大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」国内全店舗で利用できる優待割引券を贈呈しています。

 2024年9月末より各保有株数ごとの割引券の贈呈枚数が増加します。100株以上の株主には9月末、3月末ともに3枚ずつ(1,650円分ずつ)、保有期間3年以上では5枚ずつ(2,750円分ずつ)贈呈されます。200~399株は4枚ずつ(2,200円分ずつ)、保有期間3年以上では6枚ずつ(3,300円ずつ)など、保有株数に応じて贈呈枚数は増加します。

 2024年9月期第3四半期累計営業利益は173億円で前年同期の約2.2倍となっています。国内スシロー事業の収益が大きく伸長のほか、海外スシロー事業も順調に拡大し、京樽事業の収益も改善しています。

 2024年9月期通期では220億円で前期の2倍の見通しとしています。国内スシロー事業での既存店売上拡大、原価率の改善が主因となるようです。年間配当金は前期比横ばいの22.5円を計画しています。

トリドールホールディングス(3397・東証プライム)

 3月末、9月末の100株以上保有株主を対象に、丸亀製麺、KONA'S、肉のヤマ牛、トリドールジャパン、アクティブソース、ZUND、譚仔日本が運営する国内店舗において利用できる株主優待券を贈呈しています。

 100株以上株主には3,000円相当、200株以上株主には4,000円相当、1,000株以上株主には1万円相当の優待券が送られます。200株以上を1年以上継続保有の株主には、3,000円相当の追加優待が得られます。

 2025年3月期第1四半期事業利益は44億円で前年同期比13.3%増となっています。全セグメントで四半期最高の売上となる中、海外事業における一過性費用の計上で営業利益は減益となっていますが、事業利益は丸亀製麺の大幅な増益がけん引する形となっています。

 2025年3月期通期では181億円で前期比24.5%増の見通しとなっています。拡大を見込む海外事業は出足低調ですが、丸亀製麺は計画比で上振れ余地が大きそうです。年間配当金は前期比1円増の10円を計画しています。

ゼンショーホールディングス(7550・東証プライム)

 3月末、9月末の100株以上の株主を対象に、500円分のグループ店舗での食事優待券を贈呈しています。

 100株以上300株未満の株主には1,000円分、300株以上500株未満は3,000円分、500株以上1,000株未満は6,000円分、1,000株以上5,000株未満は1万2,000円分、5,000株以上は一律3万円分が年2回もらえます。「すき家」、「なか卯」、「ココス」、「ロッテリア」などグループ14業態で利用できます。

 2025年3月期営業利益は172億円で前年同期比80.1%増となっています。すき家、はま寿司、ファストフード、レストランなどの主力セグメントがそろって2ケタの増収増益となりました。

 2025年3月期通期では625億円、前期比16.4%増の見通しとしています。既存店売上の堅調な推移や新店効果などで、すき家、はま寿司、ファストフードの収益2ケタ成長を見込んでいます。年間配当金は前期比20円増の70円を計画しています。

ヤマダホールディングス(9831・東証プライム)

 3月末、9月末の100株以上の株主に対して、店舗で利用できる優待割引券を贈呈しています。

 100株以上499株未満の株主には、3月末500円分、9月末1,000円分、500株以上999株未満の株主には3月末2,000円分、9月末3,000円分、1,000株以上9,999株未満の株主に3月末、9月末ともに5,000円分、1万株以上の株主には、それぞれ3月末、9月末ともに2万5,000円分の優待となります。

 1回の買い物での利用枚数は最大50枚(2万5,000円分)となっているようです。ヤマダデンキの国内店舗、IDC OTSUKAの家電売り場で使用できます。

 2025年3月期第1四半期営業利益は143億円で前年同期比29.6%増となっています。猛暑効果によって季節家電が大幅に伸長したほか、経費最適化の取り組みで販売管理費も抑制できています。

 2025年3月期通期では482億円で前期比16.2%増の見通しです。主力のデンキセグメントの順調な拡大を見込むほか、住建セグメントの大幅な伸長を想定しているようです。年間配当金は前期比横ばいの13円を計画しています。