電気代の節約

 値上がりの原因は自分の力ではどうすることもできない理由からでした。とはいっても高すぎる電気代は何とかしたいですよね。そのためには使用料を抑えることが必要です。

 今日は電気代の節約のアイデアを七つお伝えします。

1.冷蔵庫近辺を整理整頓する

 冷蔵庫は放熱スペースがないとうまく熱を放出できません。上に物を置いたりせず、周囲を整えましょう。

 また、中のものも詰め込みすぎると効率が悪くなります。ゆとりをもった配置にしましょう。

2.便座を布製にして、温座をやめる

 暖房便座の電気代は1日約10円といわれています。これをやめるだけで月300円程度節約となります。

3.炊飯器の保温をやめ、都度電子レンジで加熱する

 炊飯器の保温は1時間当たり0.5円。3時間以上の保温であれば、都度加熱の方が電気代の節約になります。

4.ドライヤーの使用方法を工夫する

 ドライヤーは最大風力で使用すると10分の使用で約5円程度かかります。

 節約するためにはまずタオルドライでドライヤーの稼働時間を減らし、さらに消費電力が温風の1/10である冷風を交互に利用することで電気代を半分程度まで抑えることができます。

5.LED照明を導入する

 少々初期投資がかかりますが、所有宅であれば一度の変更で長期間消費電力を抑えることができます。LEDは蛍光灯と比べて34%程度消費電力の削減につながります。

6.15年以上使用している家電は新しいものに替える

 家電の性能は年々向上しています。2008年あたりと比較すると、冷蔵庫では32%程度省エネが進んでいます。思い切って買い替えてみるのもいいかもしれません。

7.自分の使用状況をカテエネなどで把握する

 最後に一番大事なことです。ダイエットなども同じですが、一番効果的な方法は自分の傾向を知ることです。

 いつ・どんな使用で電気代がかさんでいるのか。これを把握することで上記以外にも自分に合った対策が見つかると思います。

 筆者も昨冬電気代に仰天した後、エアコンの稼働を試行錯誤してどういった使用方法が最も生活レベルを下げずに電気代を抑えられるか試行錯誤しました。

 現在カテエネでは2時間前までの1時間単位の使用電力をグラフで確認できます。ぜひ一度ご自身のも見てみてください。

 外部要因による電気代の高騰は避けることができません。でもちょっとの心がけで、その影響を和らげることもできます。ぜひアイデアを参考に自分に合った節約を実践してみてください。

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