経済圏を選ぶ三つのポイント

 どの経済圏も似たようなサービス展開をしており、どの経済圏を選んだらいいか迷うかもしれません。経済圏を選ぶ際の三つのポイントを押さえておきましょう。

1.スマホのキャリアで選ぶ

 各社とも通信事業を展開しています。通信事業が一番認知度の高いサービスなのではないでしょうか。通信会社(スマホのキャリア)の変更は手間でもあり、何となく変えにくい、変えたくないという人も多いようです。利用している通信会社をメインの経済圏として選び、他のサービスをこの経済圏に統一させていくとよいでしょう。

2.よく利用するECサイトで選ぶ

 実はスマホ代以上に利用額が大きいのがECサイトでの買い物です。特に楽天経済圏ではふるさと納税でもポイントUPの対象となる点が見逃せません。ネットショッピングをすることが多い人はよく利用するECサイトをメインの経済圏として選び、スマホやその他のサービスをこの経済圏に統一させましょう。

3.実生活圏内で貯まる、使える利便性で選ぶ。ダブル使いも有り!

 貯まったポイントは使わないと意味がありません。またスマホや光熱費といった固定費だけでなく食材や日用品など日々の生活で貯まるポイントも忘れてはいけません。スーパーやドラッグストアなど実生活で貯めやすいポイントも確認しておきましょう。

 もし、キャリアやECサイトの利用から決めた経済圏と実生活圏内で貯めやすいポイントが異なる場合は、無理に統一しようとせず、二つの経済圏を利用するとよいでしょう。

どこの経済圏がおすすめ!?

 筆者はスマホ代の安さと楽天市場でのポイント還元率の高さ、ポイントの利用のしやすさから楽天経済圏をメインにしています。ただ、まれに利用できないお店もあるので他のキャッシュレス決済も併せて利用しています。また、二重、三重にポイント付与されるお店もあるので、取りこぼしがないようポイントアプリは全て入れています。

 あまりに多くのキャッシュレス決済を利用すると支出の把握が難しくなってしまいますし、ポイントが分散してしまうので、メインの経済圏とサブ決済&交通系決済の三つを利用するとよいでしょう。貯まったポイントはそれぞれ決済のたびに利用するように設定しておきましょう。

 また、ポイントアプリについてはそこから支出があるわけではないので、全て導入し、少ないポイントであっても取りこぼしなく貯めましょう。貯めるタイミングで使うようにすれば有効期限切れの心配もなくなるのでおすすめです。

 4月という区切りの季節。ぜひこの機会に生活インフラの契約や生活費の支払い方を見直してお得生活をスタートさせてくださいね!