2022年の日経平均予想
私は、2022年の日経平均は、「前半が強く、後半は弱い」展開を予想しています。2022年の夏に3万4,000円に達すると予想しています。ただし、年後半には3万1,000円程度(予想レンジ3万~3万2,000円)に下がる可能性があると考えています。
2022年の日経平均予想:日経平均の実際の動きは2018年末~2021年12月28日まで
前提となる世界および日本の景気ですが、2022年は1年間を通じて、回復(拡大)が続くと予想しています。ただし、年後半にかけて息切れしてくると予想しています。財政・金融の大盤振る舞いに支えられた急激な回復効果が低下してくると考えています。
2023年には世界景気はいったん後退(あるいは、かなりの減速)局面を迎えると考えています。世界景気の息切れが視野に入ってくると日経平均は景気が良くても上がらない局面に入ると考えられます。
以上が私の予測です。私の予想で一番重要なポイントは、「2022年も世界景気の拡大が続く」「2023年には世界景気が失速する」の2点です。その前提に基づいて、日経平均の動きを予想しました。