今日の注目通貨
ドル/円:
コロナ感染者がひとりいて、その人が1日2人にウイルスを移すと仮定します。等比数列で考えるなら、 10日間で感染者は512人に増える。ところが最初に感染者が5人いて、その人たちが同じく2人にウイルスを移すとすると、10日間で感染者は2,560人に膨れ上がる。感染力(1人が感染させる数)は同じでも、スタート(初項)が違えば結果に大きな違いが出るのです。新型コロナが広がり続けるのは、感染者が十分に減る前に移動制限を解除した(キャンペーンを始めた)ことも大きな理由です。
下の週足チャートをご覧ください。2019年(昨年)のドル/円の高値は112.40円でした。今年の高値は112.22円。112円台は中期的にも重くなってきたのがわかります。今週中に今年の高値が更新されることはまずないでしょうが、安値101.17円の年内更新の可能性はまだ残っています。
2020年 ドル/円データ(12月25日時点)
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。