今日の注目通貨
ドル/円:
FOMCは、しばらくの間、現在の緩和政策を継続する、少なくとも2014年前半まで利上げしないと明言しています。パウエルFRB議長は今年、FRB(米連邦準備制度理事会)の政策手段のひとつとして平均物価目標を導入することを発表しました。平均物価目標はインフレが上昇してもすぐには利上げしないことを意味していて、FRBが緩和姿勢(ハト派姿勢)を一段と強めていると解釈されました。しかし実際のところ、FOMCは平均物価目標の詳細について何も説明していません。インフレ率のオーバーシュートはどこまで、どれくらいの期間まで許容するのかまったく不明なまま。FRBは、細かい数値を出さないことで政策の自由度を確保しているともいえます。インフレ率がオーバーシュートする前に利上げすることも可能性としてゼロではないとの発言もあります。FOMCの政策スタンスの変化の兆についても注意したいです。
ドル/円:予想レンジは 101.90円 から106.90円
12月のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は104.39円。104.39円より上ならばドル買い優勢、104.39円より下ならばドル売り優勢。
107.85円 : 第5レジスタンス(HBO)
107.05円 : 08月 高値 (08月13日)
106.89円 : 第4レジスタンス
106.55円 : 2020年 09月 高値
106.11円 : 10月 高値 (10月07日)
105.94円 : 第3レジスタンス
105.68円 : 2020年11月 高値
105.64円 : 第2レジスタンス
105.35円 : 第1レジスタンス
104.75円 : 2020年12月 高値
104.39円 : ピボット
103.51円 : 2020年 12月 安値
103.43円 : 第1サポート
103.18円 : 2020年 11月 安値
103.14円 : 第2サポート
102.84円 : 第3サポート
101.89円 : 第4サポート
101.17円 : 2020年 安値(20年 03月09日)
100.93円 : 第5サポート(LBO)
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。