今日の注目通貨
ユーロ/円、ポンド/円
EUは、サミット(首脳会議)を開催中です。発表によると、ブレグジットは討議しないということです。ブレグジットはもはやEUにとって重要な問題ではないのか、それとも合意することが前提となっているのか。楽観にも悲観にも解釈できます。
英国がブレグジット(EU離脱)することに伴い、英国とEUは新たに通商条約を結ぶ必要がありますが、交渉は難航しています。漁業権、紛争処理、公平な競争条件の保証などの分野で合意できるか、現時点も不透明で、これを巡るニュースでポンドが上下しています。
そして、今夜は2020年最後のECB会合。ECBは最近のユーロ高を快く思っているはずがなく「口先介入」の可能性もありえます。ラガルドECB総裁は以前「ユーロ相場は気にしていない」と発言してユーロを暴騰させた前科がありますが、今夜はどうでしょうか。マーケットは、どちらかというとユーロの買い持ちを手じまいするチャンスを探しているようです。といっても、年末調整のためで、来年からユーロ買いを再開しようと考えているトレーダーは多いようです。
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
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